堀川 はるな Haruna Horikawa
入局を決めた時期ときっかけはなんですか?
大学時代から基礎研究に興味を持っている中で、同じ病院で一緒に働いていた先輩や上級医からの勧誘が最終的な後押しになりました。医師として多忙な毎日が続き、入局時期を決めきれていないところで妊娠が判明しました。出産後に育児をしながら病院で働くというイメージが湧かず、家庭が安定してから入局することも考えていました。しかしながら、このような心配事を上級医に相談すると、自分以上にワークライフバランスを実現できるような働き方を考え、提案してくださりました。このような上級医の存在を心強く感じ、6年目の夏頃に入局を決断しました。
入局して日々の業務はいかがでしょうか?感じたことはありますか?
私は入局前年の秋に出産したので、育児を行うためにも他の大学院生より業務を減らした状態でのスタートとしました。その後、育児の状況を踏まえて、上級医の先生と業務量について相談し、徐々に他の院生と同様の業務量に戻しています。そのような中でも、育児についての配慮をいただいており、非常に柔軟でワークライフバランスを保った働き方を実現できているので、大変助かっています。
当医局は各分野のスペシャリストが在籍しています。その中でも、私にとってはスペシャリストの内視鏡手技を近くで見られることは、非常に勉強になります。的確なアドバイスもいただくことができ、入局後数ヶ月ではありますが、少しずつ内視鏡技術の向上を実感できています。
いま進路を迷っている研修医さんに伝えたいことは?
私も研修医の頃には進路について非常に悩みましたが、今となっては消化器内科を選択し、当医局に所属してよかったと感じています。
消化器内科は内視鏡検査、腹部エコー検査、カテーテル検査などの手技が多く、経験量に応じてレベルアップを実感することができ、自信につながります。当医局では、本学でしか学べない高度な内視鏡治療や、なかなか経験することのない貴重な症例を担当でき、毎日新しい発見があります。