髙倉駿 Shun Takakura

腹痛や便秘など、消化器の症状は誰しも経験したことがあるでしょう。患者の身近な存在である医師が我々消化器内科だと思います。消化器内科やcommon diseaseから癌疾患まで幅広いジャンルを扱っています。大学病院では治療の難しい症例、罹患数の少ない症例を学ぶ絶好の場です。各分野のエキスパートが在籍されており、高度な内視鏡技術や博識あるご意見を頂き、毎日自分がアップデートされていることを感じています。一人一人に対して適切な治療を吟味し、その治療によって患者さんが元気になってくれる喜びはこの仕事でしか経験できないことであり、消化器内科は文字通り生命を救うことも多いので、非常にやりがいのある科と感じてます。皆様と一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。

入局を決めた時期ときっかけはなんですか?

入局を決めたのは研修医2年目の夏頃です。研修医でお世話になった綾部市立病院は内科専門医取得認定施設ではなく、内科専門医取得を目指すため母校の当院で専攻医となることを選択しました。

入局して日々の業務はいかがでしょうか?感じたことはありますか?

入局したのは医師3年目の時であり、日々の診療に追われてとても辛かった事を覚えています。ただ当院で内視鏡技術や診療能力の基礎を叩き込まれたことは今の私の診療の礎を築いてくれたことは間違いありませんし、とても感謝しています。大学院生として帰ってきた時は、先輩医師に限らず看護師様や技師様
に『おかえり』と迎え入れてくださって、楽しく診療しています。

いま進路を迷っている研修医さんに伝えたいことは?

私は研修医になった時は消化器内科に進むつもりはありませんでした。研修医で科を変更した先生は少なくないと思います。多くの医師の人生が研修医の2年間で変わったといっても過言ではありません。ぜひ多くのことを経験し、勉強することで今後の人生が後悔のない実りのあるものへと進むよう、精進していってください。私は研修医時代に消化器内科の先輩医師に内視鏡を一から丁寧に教えていただき、その魅力を体験したからこそ今ここで消化器内科として働いています。

消化器内科学教室では
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当教室では入局者を随時募集しております。
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