稲本 絢

消化器内科は診療する臓器が幅広いだけではなく、疾患の種類も腫瘍や炎症、感染症など多岐にわたっています。さらに内視鏡やエコー、薬剤によって診断から治療まで行うことができ、ここまで様々な側面から多くの患者さんに関わることのできる科は消化器内科が1番だと思います。地域の方々に質の高い医療を提供できる一員となれるよう、精進したいと思います。

入局を決めた時期ときっかけはなんですか?

初期研修医の頃、消化器内科をローテーションした際に、内視鏡で見るだけで癌の診断や深さまで分かり、さらに内視鏡治療で根治までできて患者さんの予後を大幅に改善することに感銘を受け、消化器内科医になりたいと思ったのがきっかけです。実際に働き始めてからは幅広い分野が全て新鮮で興味深く、楽しく学びながら診療しております。

入局して日々の業務はいかがでしょうか?感じたことはありますか?

大変なこともありますが、相談をするとスタッフや院生の先生方は快く対応してくださいますし、恐縮ですが上級医の先生方の方から手を差し伸べてくださることも多いので安心して診療にあたることができます。また、エキスパートの先生方の手技や診療をすぐ近くで見ることができ、とても勉強になります。

いま進路を迷っている研修医さんに伝えたいことは?

消化器内科として働き始めて間もないですが、半年前、1年前と比較してできることが増え、様々な手技も上達していることを実感できるので、常にモチベーションを上げて研鑽が積めます。
私もそうですが意外と女性も多く、将来的な働き方は多様に選択できる科だと思います。ぜひ消化器内科で一緒に頑張りましょう!

消化器内科学教室では
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当教室では入局者を随時募集しております。
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