砥堀 恭平 Kyohei Tohori

入局を決めた時期ときっかけはなんですか?

専攻医3年目(医師5年目)の際、大学病院での勤務や医局の雰囲気を実際に体験したことが、入局を決意する大きなきっかけとなりました。大学病院では、市中病院ではなかなか経験できない高度な検査や治療を通じて、多様な症例に触れる機会が得られました。この経験は、将来的に市中病院で勤務する際にも大いに役立つと感じています。また、大学とのつながりを持つことで、常に最新の知識や情報をアップデートできる環境に身を置けることも魅力でした。
さらに、指導医の先生方の熱心な指導に深く感銘を受けたこと、そして医局の先生方との信頼関係を築き、そのつながりを大切にしたいと思えたことが、入局を決めた大きな理由の一つです。こうした環境の中で、自分自身のスキルや知識をより一層高められると感じています。

入局して日々の業務はいかがでしょうか?感じたことはありますか?

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)はもちろんのこと、ダブルバルーン内視鏡検査やERCP、肝生検、TACEなどの手技も毎週のように経験でき、集中的に学べる環境に身を置けることに大きなやりがいを感じています。
また、上部・下部消化管内視鏡検査も定期的に担当しており、基礎的な検査から高度な専門性が求められる手技まで幅広く経験できる点が大学病院の魅力と思っています。

いま進路を迷っている研修医さんに伝えたいことは?

消化器内科は、幅広い領域を扱い、多彩な手技が求められる科です。そのため、専門性を深めつつ、総合的なスキルを磨くことができる点が大きな魅力です。実際にこの道に進んでからも、日々新しい発見や課題に向き合い、自身の成長を実感できる瞬間が多い科だと感じています。
また、大学病院では高度な医療に触れるだけでなく、優れた指導力と豊富な経験を持つ先生方が多数いらっしゃいます。そのような環境で学ぶことは、技術面だけでなく、医師としての姿勢や考え方を学ぶ貴重な機会です。医局に在籍することで自分の目指す姿を具体的にイメージできることも、入局のメリットだと思います。

消化器内科学教室では
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