Research group
消化管研究班/大腸がんおよび大腸ポリープ

大腸がんやポリープの診療においては講師の吉田直久を中心に大腸専門の助教の井上健とおよび大腸関連の基礎研究が専門の廣瀬亮平、胃癌のレーザー内視鏡の研究が専門の土肥統と数名の大学院生が協力しながらより質の高い診療および研究に取り組んでいます。
1. 大腸癌の現状と検診
 大腸癌は世界的に増加しており,本邦でも2017年の統計にて罹患数は149,500名と全癌腫の中で1位となっています。

がん統計

 
  1位 2位 3位
全体罹患数 (2016) 大腸
158,127人

134,650人

125,454人
男性罹患数
92,691人
前立腺
89,717人
大腸
89,641人
女性罹患数 乳房
94,828人
大腸
68,476人

41,959人
全体死亡数 (2017)
74,120人
大腸
50,681人

45,226人
男性死亡数
53,002人
大腸
29,745人

27,334人
女性死亡数 大腸
23,347人

21,118人
膵臓
16,823人

罹患数: 2016年全国がん登録(厚生労働省)
死亡数: 2017年人口動態統計
国立がん研究センターがん情報サービス

 なお大腸癌を早期に発見できるよう便検査による大腸がん検診の推進も進めています。40歳以上の男女に毎年の便検査が推奨されています。約7%の方が便検査陽性となりますが、陽性の方には精密検査として内視鏡検査が必要となります。そして陽性の方の実に3%に大腸癌が発見されます。しかし無症状で検診で発見された癌は症状が発生してから見つかった癌よりも治癒率が30%程度高いことがわかっています。

大腸癌検診: 免疫学的便潜血検査

40歳以上の方に年に1回推奨

目に見えない血液を検出
陽性であれば精密検査が必要

約7%が陽性



精密検査

大腸内視鏡検査



便潜血陽性者の

約3%に癌が発見

(検診陰性者より何十倍も高い)
2. 当グループにおける質の高い大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査は約15-30分の検査ですがより細い高性能内視鏡を用いながら痛みが強い方には鎮静剤なども併用し、国内外での20000人以上の大腸内視鏡検査・手術経験を有する講師の吉田直久を筆頭とした専門医師による大腸グループによりできるかぎり負担の少ない精度の高い検査をめざしています。また2014年より前日に軽い下剤や検査食をとっていただきながらアスコルビン酸ナトリウムを配合した製剤(ポリエチレングリコール製剤)を1L内服し腸をきれいにする方法を我々のグループで開発し、みなさんに行っています。従来の製剤は2L近く内服が必要であり検査を受けられる方の負担も強かったですが1Lとなりずいぶん飲みやすくなっています。
前癌病変であるポリープや早期の大腸癌を切除することでその後の大腸癌の発生を予防したり、大腸癌による死亡をできることが判明しており,我々のグループではより効率的に大腸癌やポリープが発見できるように最新の機器を使用し内視鏡検査を行っています。通常の大腸内視鏡観察では約20%強の見逃しがおきることがわかっており、見逃しのない観察のために高画質の内視鏡や腫瘍の色調を強調させるlinked color imagingといった狭帯域光観察が用いています。さらに腫瘍の血管や表面構造を鮮明に観察できるblue laser imagingやnarrow band imagingを用いて、発見された腫瘍が癌であるか否か、内視鏡で治癒できるものであるかなどの診断を精密に行っています。またレーザー内視鏡においては世界的にもトップクラスの研究を行っており国内外の主要な学会での発表および多くの英文雑誌への報告を行っております。

レーザー内視鏡

近年,レーザー内視鏡による新たな画像診断法として通常内視鏡像に近似した画像で病変の色調を強調させるLinked color imaging(LCI)が開発されています。LCIでは病変は概して赤色調となり胃癌や大腸病変の視認性向上拾い上げにおける有用性です。また別なモードであるblue laser imaging(BLI)では癌かどうかの正確な診断が可能です。

Dohi O, et al. Gastrointest Endosc. 2018 [Epub ahead of print]
Yoshida N, et al. Gut Liver. 2018 [Epub ahead of print]
Yoshida N, Yasuda R, et al. Int J Colorectal Dis 2017;32:1253-60
Paggi S, et al. Endoscopy 2018; 50: 396-402

さらに現在はレーザー内視鏡に加えて最先端のLEDを用いた内視鏡の研究にも取り組んでいます。LED内視鏡は2018年に本邦に登場しておりより鮮明な視野の実現や精度の高い診断能など多くの可能性を秘めた機器であり当グループではいち早くその研究に着手しています。

LED内視鏡の画像

3. 当グループでの3つの大腸内視鏡治療
大腸ポリープや早期癌に対する内視鏡治療においては大腸専門医からなる大腸グループのもとで主に3つの治療を高い精度で行っています。

大腸腫瘍に対する3つの内視鏡治療

コールドポリペクトミー

局注をせず金属の輪(スネア)や鉗子を用いて切除(高周波を用いない)
適応:1cm未満の良性ポリープ
日帰り手術

EMR(内視鏡的粘膜切除術)

スネアで高周波を用いて切除
適応:1-2cmの良性ポリープ・早期癌
1-2泊の入院

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

局注後に電気メスにて切開剥離し切除
適応:2cm以上の早期癌
4-6泊の入院

コールドポリペクトミーでは1cm程度までの良性ポリープについては希望に応じて日帰りでも切除することを行っています。
また1-2cm程度までの良性ポリープや早期癌についてはEMRを行います。特に当院では従来以上に一括切除率が向上するようにヒアルロン酸ナトリウムという粘調な局注剤を用いて,腫瘍毎に適した形状および剛性のスネア(金属の輪)を選択し確実な治療を行っています。さらにはスネアで腫瘍の周囲を一部切開してから行うprecutting EMRという手技も併用しさらなる治療成績の改善に努めています。これらの手技については国内外の学会で発表し海外の英文誌へ多数の報告を行っています。

内視鏡的粘膜切除術:EMR

2cmくらいまでの早期癌や良性ポリープの治療が可能です。1泊程度の入院で行っています。偶発症として穿孔(0.1%)や後出血(1%)があります。

EMRで切除が可能な2cm未満の大腸腫瘍


ヒアルロン酸ナトリウムを局注し腫瘍を盛り上げ、腫瘍毎に適した金属の輪(スネア)を用いて腫瘍を縛りあげる


スネアを縮めながらで電気的に腫瘍の境界を熱凝固する


          腫瘍を確実に切除

さらに10cm程度にまでおよぶ巨大な早期癌であってもESD(大腸内視鏡的粘膜下層剥離術)で外科切除をすることなく腫瘍を確実に切除することができます。特に安全性を高めるためハサミ型ナイフを使用した手技を行っています。

内視鏡的粘膜下層剥離術: ESD

2cm以上の早期癌の治療が可能です。4-6泊の入院で行っています。

EMRでは切除が困難な2cm以上の大腸腫瘍


大腸壁に粘脹なヒアルロン酸ナトリウムを注射し腫瘍をより高く盛り上げる


スネアには腫瘍がおさまらないので特殊なナイフを用いて電気的に腫瘍の下を剥離


      大きな腫瘍を確実に切除

我々のグループでは2006年から2019年の間に1296例のESDを行い,2018年には年間150例となり近畿では2番の手術数であり、全国でもトップクラスとなっています。また一括切除率(成功率)95.3%,平均手術時間75.6分,穿孔や後出血などの偶発症は2%未満と良好な成績をおさめており,さらに直近の100例ではさらに手術時間や成功率の向上を認めています。

大腸ESDの治療成績(2006-2019)

病変数

年齢, 平均±SD
性別, %, (n), 男性/女性
腫瘍径 mm, 平均±SD, (最小-最大)
肉眼型,%,(n) 隆起型/非隆起型
腫瘍部位,%,(n)
右側結腸/左側結腸/直腸
一括切除率,%,(n)
病理学的完全一括切除率,%,(n)
手術時間,min,mean±SD(range)
穿孔,%,(n)
後出血,%,(n)
病理,%,(n) SSAP/Adenoma/Tis/T1/others

病変数

68.2±10.5 55.8(723)/44.2(573)
30.1±14.6(10-140)
18.8(243)/81.2(1053)

51.7(670)/18.8(244)/29.5(382)

95.3(1235)
80.0(1037)
75.6±51.5(10-420)
1.9(25)
1.7(22)
4.4/41.1/39.1/12.1/1.4
(57/533/507/157/24/18)

最近100例の治療成績は
平均手術時間 57.6分, 腫瘍切除率(成功率): 98.0%とさらに向上し
偶発症も穿孔1.0%, 後出血1.0%と非常に低い。

実際のESD

70歳代女性,ESDにて切除しえた早期癌
長径6㎝の直腸早期癌をハサミ型ナイフおよび牽引装置(S-Oクリップ) を用いて手術時間55分で切除。術後5日で問題なく退院。
4. 内視鏡レンズクリーナーの開発
内視鏡検査や治療時には内視鏡レンズは曇ったり汚れたりしてくることが10年来問題となっていました。講師の吉田直久は,富士フイルム, ナガセ医薬品との共同研究により食用添加可能な安全な界面活性剤を組み合わせ,内視鏡専用レンズクリーナーであるクリアッシュを開発しました。同製剤は1. 水滴付着防止・防曇効果,2. 汚れの防止効果,3. 安全性が実験で証明されており2015年に市場され現在全国で年間10000本以上が使用されておりより安全・確実な内視鏡検査・治療に貢献しています。

内視鏡レンズクリーナー:クリアッシュ

富士フイルム, ナガセ医薬品との共同研究により食用添加可能な安全な界面活性剤を組み合わせ,約1000種類のサンプルの中からクリアッシュを開発.
1.水滴付着防止・防曇効果
2.汚れの防止効果
3.安全性


2015年2月より販売現在全国で年間10000本使用国内外で特許取得

大腸ESDにおける有用性:Yoshida N, et al Dig Endosc 2015;27:609-17
上下部検査での水滴防止の有用性:Yoshida N, et al:Endosc Int.Open 2017;5 E1235-41
5. 人工知能の研究
AIが深層学習(Deep Learning)し画像認識能力を獲得することを利用して、多くの内視鏡画像を学習することで高い鑑別能を有するcomputer-aided diagnosis(CAD)の実現に取り組んでいます。国内外で多数の研究がなされており見逃しなくポリープを発見できる可能性が検討されており我々も会津大学、会津医療センター、自治医科大学との他施設共同研究を行いその開発に取り組んでいます。また発見された大腸ポリープが手術が必要な浸潤癌であるか否かなどの診断をCADを用いることで非熟練医でも熟練医と同等の精度の内視鏡診断の実施できる可能性が検証しています。

AIによるコンピュータ診断(CAD)

6. 内視鏡教育
若手内視鏡医の教育に力を入れておりアニマルモデルなどの内視鏡手技練習キットを用いたハンズオンセミナーなどを適宜開催しています。食道や胃の治療を行うグループと適宜交流を図り手技の共有を行っています。さらには全国から著名な講師を招いて内視鏡診断および治療に関するセミナーを開き最先端の情報収集を絶えず行っています。このようなこと以外に、実際の臨床の場では専門医が個別に指導を行いながら高いレベルの大腸内視鏡診断や手技が実に着くようにサポートを行っています。そして内視鏡治療後に病理部門と協力しながら内視鏡画像と病理結果を対応させさらに精度の高い診断ができるよう定期的な院内カンファレンスを行っています。
7. がん検診受診率の向上への活動
大腸がんが増加しているにも関わらず本邦では大腸がん検診受診率は30%程度と報告されており、実際の試算ではさらに低いとも言われています。そこで我々のグループでは大腸がん検診をよびかける府民公開講座を企画したり、各種メディアでの大腸がん検診の重要性をうったえる活動をしています。さらには講師の吉田直久はがん検診を呼びかけるメッセージを書いたオリジナルTシャツを着て30以上の全国のマラソンを走り啓発活動を行っています。2017年12月からは京都大腸がん検診啓発ランナーズK-DrというNPO(非営利活動法人)を発足しホームページ(https://k-dr.com/)なども開設し大腸がん検診の普及を全国50名以上のメンバーと取り組んでいます。ホームページでは大腸癌の現状,検診の重要性,内視鏡の進歩などが詳しく紹介されていますのでぜひお立ち寄りください。

大腸がん検診啓発活動

大腸がん検診啓発活動
8. 英文雑誌への研究報告
  • Yoshida N, Dohi O, Inoue K, Yasuda R, Ishida T, Hirose R, Naito Y, Ogiso K, Murakami T, Morinaga Y, Kishimoto M, Inada Y, Itoh Y, Gotoda T. Efficacy of scissors-type knives for endoscopic mucosal dissection of superficial gastrointestinal neoplasms. Dig Endosc 2019 in press

  • Yoshida N, Inoue K, Dohi O, Yasuda R, Hirose R, Naito Y, Murakami T, Ogiso K, Inada Y, Inagaki Y, Morinaga Y, Kishimoto M, Itoh Y. Efficacy of precutting endoscopic mucosal resection with full or partial circumferential incision using a snare tip for difficult colorectal lesions. Endoscopy 2019 in press

  • Matsumura S, Yoshida N, Inoue K. Colorectal endoscopic submucosal dissection with a scissor-type knife and a traction device. Dig Endosc. 2019;31:e56-e57.

  • Chuncharunee L, Yoshida N, Inoue K. Tips for the endoscopic retrieval of a large rectal tumor after endoscopic submucosal dissection by a forefinger-compression method. Dig Endosc. 2019;31:e54-e55.

  • Yoshida N, Nakanishi M, Inoue K, Yasuda R, Hirose R, Naito Y, Itoh Y, Arita T, Murayama Y, Kuriu Y, Otsuji E, Yanagisawa A, Ogiso K, Murakami T, Morinaga Y, Konishi E, Inada Y, Kishimoto M. Pure well-differentiated adenocarcinoma is a safe factor for lymph node metastasis in T1 and T2 colorectal cancer: A pilot study. Gastro Res Pract 2018;2018:8798405.

  • Yoshida N, Inoue K, Dohi O, Itoh Y. Precutting endoscopic mucosal resection with full or partial circumferential incision with a snare tip for the en bloc resection of difficult colorectal lesions. Video GIE 2018;3:378-380.

  • Yoshida N, Inoue K, Yasuda R, Hirose R, Dohi O, Naito Y, Murakami T, Inada Y, Ogiso K, Morinaga Y, Kishimoto M, Rani RA, Itoh Y. An additional thirty seconds observation of the right-sided colon with narrow band imaging decreases missed polyps: a pilot study. Dig Dis Sci 2018; 63: 3457-64

  • Yoshida N, Inoue K, Yasuda R, Hirose R, Dohi O, Naito Y, Murakami T, Inada Y, Ogiso K, Morinaga Y, Kishimoto M, Konishi E, Itoh Y. High enhancement settings for white light observation improves colorectal polyp visibility in color difference value and an endoscopist’s visibility. Digestion 2018 Sep 18 [Epub ahead of print]

  • Yoshida N, Naito Y, Inada Y, Itoh Y, Lee SP, Kim JH, Sung IK, Park HS, Han HS, Nakanishi M, Kishimoto M, and Lee SY. Cross-national analysis about difference of histopathological management in Tis and T1 colorectal cancer between Japan and Korea. J Anus Rectum Colon 2019;3:18-26

  • Yoshida N, Inada Y, Yasuda R, Murakami T, Hirose R, Inoue K, Dohi O, Naito Y, Ogiso K, Moninaga Y, Kishimoto M, Konishi E, Itoh Y. Additional thirty seconds observation with linked color imaging improves detection of missed polyps in the right-sided colon. Gastro Res Pract 2018; 2018: 5059834.

  • Yoshida N, Inada Y, Murakami T, Naito Y, Itoh Y. Colorectal endoscopic submucosal dissection for a lesion on the dentate line area resected with a scissor-type knife. Video GIE 2018;3:223-225

  • Yoshida N, Murakami T, Yasuda R, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Konishi H, Naito Y, Rani RA, Kishimoto M, Konishi E, Nakanishi M, Itoh Y. The efficacy of the pocket-creation method for cases with severe fibrosis in colorectal endoscopic submucosal dissection. Endosc Int Open 2018;6:E975-E983.

  • Rani RA, Yoshida N, Murakami T, Ogiso K, Hirose R, Inada Y, Konishi H, Naito Y, Kishimoto M, Ando T, Itoh Y. A circumferential rectal superficial neoplasm resected with endoscopic submucosal dissection using pocket-creation method. Endosc Int Open 2018; 6: E484-E488

  • Yoshida N, Naito Y, Murakami T, Ogiso K, Hirose R, Inada Y, Kishimoto M, Rani RA, Itoh Y. A diminutive T1 cancer 4 mm in size resected by cold snare polypectomy. Case Rep Gastroenterol. 2018;12:27-31

  • Yoshida N, Inoue K, Itoh Y. Technical aspects for precutting EMR. Advanced Techniques for Endoscopic Resection in the Gastrointestinal Tract. Draganov PV, Gotota T, and Yang DJ, edt. SLACK 2018 in press.

  • Yoshida N, Inoue K, Dohi O, Yasuda R, Murakami T, Hirose R, Naito Y, Inada Y, Ogiso K, Rani RA, Itoh Y. Magnifying endoscopy -image-enhanced endoscopy focused on JNET classification- Blue laser imaging (BLI). Endoscopic Management of Colorectal T1(SM) Carcinoma, Tanaka S edt. Springer 2018 in press

  • Yoshida N, Dohi O, Inoue K, Yasuda R, Murakami T, Hirose R, Inoue K, Naito Y, Inada Y, Ogiso K, Morinaga Y, Kishimoto M, Rani RA, Itoh Y. Blue laser imaging, blue light imaging, and linked color imaging for the detection and characterization of colorectal tumors. Gut Liver 2019;13:140-148.

  • Yoshida N, Naito Y, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Rani RA, Kishimoto M, Nakanishi M, Itoh Y. Tips for safety in endoscopic submucosal dissection for colorectal tumors. Ann Transl Med. 2017; 5: 185-94

  • Yoshida N, Naito Y, Yasuda R, Murakami T, Ogiso K, Hirose R, Inada Y, Dohi O, Okayama T, Kamada K, Uchiyama K, Ishikawa T, Handa O, Konishi H, Rani RA, Itoh Y. A novel lens cleaner to prevent water drop adhesions during colonoscopy and esophagogastroduodenoscopy. Endosc Int Open 2017;5:E1235-E1241

  • Yoshida N, Toyonaga T, Murakami T, Hirose R, OgisoK, Inada Y, Rani RA, Naito Y, Kishimoto M, Ohara Y, Azuma T, Itoh Y. Efficacy of a novel narrow knife with water jet function for colorectal endoscopic submucosal dissection. Gastro Res Pract. 2017;2017:5897369.

  • Yoshida N, Naito Y, Yasuda R, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Dohi O, Kamada K, Uchiyama K, Handa O, Konishi H, Rani RA, Kishimoto M, Konishi E, Itoh Y. Linked color imaging improves the visibility of various-featured colorectal polyps in endoscopist’s visibility and color difference value. Int J Colorectal Dis. 2017;32:1253-1260

  • Yoshida N, Naito Y, Kishimoto M. Endoscopic Submucosal Dissection of T1 Cancer with Colonic Diverticulum by Pocket-Creation Method. Dig Endosc. 2017;29:726-727

  • Hirose R, Yoshida N, Murakami T, Ogiso K, Inada Y, Dohi O, Okayama T, Kamada K, Uchiyama K, Handa O, Ishikawa T, Konishi H, Naito Y, Fujita Y, Kishimoto M, Yanagisawa A, Itoh Y. Histopathological analysis of cold snare polypectomy and its indication for colorectal polyps 10-14mm in diameter. Dig Endosc. 2017;29:594-601.

  • Lee SY, Yoshida N, Dohi O, Lee SP, Ichikawa D, Kim JH, Sung IK, Park HS, Otsuji E, Itoh Y, Shim CS, Han HS, Kishimoto M, Naito Y. Differences in Prevalence of Lymphovascular Invasion among Early Gastric Cancers between Korea and Japan. Gut Liver. 2017; 11: 383-91.

  • Yoshida N, Naito Y, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Dohi O, Kamada K, Uchiyama K, Handa O, Konishi H, Siah KTH, Yagi N, Fujita Y, Kishimoto M, Yanagisawa A, Itoh Y. Linked Color Imaging Improves in the Visibility of Colorectal Polyps: A Video Study. Endosc Int Open 2017; 5: E518-525.

  • Yoshida N, Naito Y, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Dohi O, Okayama T, Kamada K, Uchiyama K, Ishikawa T, Handa O, Konishi H, Siah KTH, Yagi N, Itoh Y. The safety and efficacy of a same-day low volume 1 L PEG bowel preparation in colonoscopy for the elderly people and people with renal dysfunction. Dig Dis Sci 2016; 61: 3229-35

  • Yoshida N, Fernandopulle N, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Dohi O, Okayama T, Kamada K, Uchiyama K, Ishikawa T, Handa O, Konishi H, Naito Y, Yanagisawa A, Itoh Y. Difficult manipulation is one of the risk factors for incomplete resection in colorectal endoscopic submucosal dissection. Journal of GHR 2016; 5: 2063-9

  • Yoshida N, Naito Y, Murakami T, Hirose R, Ogiso K, Siah KTH, Inada Y, Yagi N, Itoh Y. High incidence of postoperative hemorrhage in colorectal endoscopic submucosal dissection during anticoagulant therapy. Int J Colorectal Dis 2016; 31: 1487-8.

  • Ogiso K, Yoshida N, Siah KTH, Kitae K, Murakami T, Hirose R, Inada Y, Dohi O, Okayama T, Kamada K, Uchiyama K, Ishikawa T, Handa O, Konishi H, Naito Y, Yanagisawa A, Itoh Y. New Generation Narrow Band Imaging Improves Visibility of Polyps: A Colonoscopy Video Evaluation Study. J Gastroenterol 2016; 51: 883-90

  • Yoshida N, Naito Y, Siah THK, Murakami T, OgisoK, Hirose R, InadaY, Inoue K, Konishi H, Kugai M, Morimoto Y, Hasegawa D, Kanemasa K, Wakabayashi N, Yagi N, Yanagisawa A, Itoh Y. High Incidence of Metachronous Advanced Adenoma and Cancer After Endoscopic Resection of Colon Polyps Larger Than or Equal to 20 mm in Size. Dig Endosc 2016; 28: 194-202

  • Yoshida N, Naito Y, Hirose R, Ogiso K, Siah THK, Inada Y, Dohi O, Kamada K, Katada K, Uchiyama K, Handa O, Takagi T, Konishi H, Yagi N, Itoh Y. Risk of Lens Cloudiness During Colorectal Endoscopic Submucosal Dissection & Ability of A Novel Lens Cleaner to Maintain and Restore Endoscopic View. Dig Endosc. 2015; 27: 609-617

  • Yoshida N, Hisabe T, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Konishi H, Yagi N, Naito Y, Aomi Y, Ninomiya K, Ikezono G, Terasawa M, Yao K, Matsui T, Yanagisawa A, Itoh Y. Improvement in the Visibility of Colorectal Polyps using Blue Laser Imaging. Gastrointest Endosc 2015; 82: 542-9

  • Yoshida N, Naito Y, Itoh Y. Improvement of endoscopic therapy for colorectal polyps. Austin J Cancer Clin Res 2015; 2: 1034

  • Yoshida N, Saito Y, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Yagi N, Naito Y, Otake Y, Nakajima T, Matsuda T, Yanagisawa A, Itoh Y. Endoscopic mucosal resection for middle and large colorectal polyps with a double-loop snare. Digestion 2014; 90: 232-239

  • Yoshida N, Naito Y, Hirose R, Ogiso K, Inada Y, Fernandopulle N, Kamada K, Katada K, Uchiyama K, Handa O, Takagi T, Konishi H, Yagi N, Wakabayash N, Yanagisawa A, Itoh Y. Prevention of Colonic Spasm Using L-Menthol in Colonoscopic Examination. Int J Colorectal Dis. 2014; 29: 579-583

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  • Inada Y, Yoshida N, Kugai M, Kamada K, Katada K, Uchiyama K, Handa O, Takagi T, Konishi H, Yagi N, Naito Y, Wakabayashi N, Yanagisawa A, and Itoh Y. Prediction and Treatment of Difficult Cases in Colorectal Endoscopic Submucosal Dissection. Gastroenterol Res Pract. 2013; 2013: 523084

  • Yoshida N, Naito Y, Inada Y, Kugai M, Yagi N, Inoue K, Okuda T, Hasegawa D, Kanemasa K, Kyoichi K, Matsuyama K, Ando T, Takemura T, Shimizu S, Wakabayashi N, Yanagisawa A, Yoshikawa T. Multicenter study of endoscopic mucosal resection using 0.13% hyaluronic acid solution of colorectal polyps less than 20 mm in size. Int J Colorectal Dis 2013; 28: 985-91

  • Yoshida N, Yagi N, Inada Y, Kugai M, Kamada K, Katada K, Uchiyama K, Ishikawa T, Takagi T, Handa O, Konishi H, Kokura S, Inoue K, Wakabayashi N, Abe Y, Yanagisawa A, Naito Y. Possibility of Ex vivo Animal Training Model for Colorectal Endoscopic Submucosal Dissection. Int J Colorectal Dis 2013; 28:49-56.

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  • Yoshida N, Yagi N, Inada Y, Kugai M, Naito Y. Preventing complications at ESD for colorectal neoplasia: the expert's view. Video Journal and Encyclopedia of GI Endoscopy. Pohl J, Yamamoto H, eds. Elsevier, 2012. Available from URL: http://www.vjgi-endoscopy.com/.

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