Research group
肝臓研究班/C型肝炎

C型肝炎に対する抗ウイルス療法は、1992年のインターフェロンIFN単独治療に始まり、インターフェロン/リバビリンRBV併用療法、ペグインターフェロンPEG-IFN単独治療、ペグインターフェロン/リバビリン併用療法、さらに難治性の1型に対してはテラプレビルTVRあるいはシメプレビル/ペグインターフェロンPEG-IFN/リバビリンRBV3剤併用療法に発展するとともに、治癒率が向上しました。そして2014年からは注射薬インターフェロンを使わず、抗ウイルス薬の内服のみで治療することが可能となりました。このダクラタスビル/アスナプレビル (DCV/ASV)併用療法については、関連病院を含めた私たちの施設で392例の患者さんが治療を受け、346例(88.3%)が治癒しました。以後も、より治療効果が高く服薬期間の短い抗ウイルス薬が登場し、当院の累計では632例(複数回治療の重複例あり)の方が治療を受け、多くの方が治癒しています。現在では8-12週間の内服治療により、比較的初期の肝硬変を含めて95%程度の治癒が期待できます。
当院では肝臓専門医が在籍する多くの関連病院と共同し、長年にわたりC型肝炎治療に積極的に取り組み、患者さんの治療経過やその後の追跡調査を行うことによって、現在および未来の診療に活かすよう努めてきました。これからも、初めて肝臓専門医を受診される患者さんや進行した肝硬変の患者さんなど、一人でも多くのC型肝炎患者さんに専門診療を行い、治療機会を提供し、C型肝炎治癒後の患者さんから発症する肝がんには、早期発見し迅速に治療できるよう対応してまいります。

1.Genotype1型に対するPEG-IFN/RBV/TVR併用療法の治療効果

2.IFN、PEG-IFN/RBV治療後の追跡調査

3.肝機能正常(ALT≦30IU/L)のC型肝炎ウイルスキャリアについての研究

4. 2014年から2015年にかけて初めての経口抗ウイルス薬“DCV/ASV併用療法”を、当院及び関連施設で受けた392例の治療成績(現在では95%前後の治癒率

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